解体後~地縄を張る

解体後~地縄張り|現場ブログ|株式会社よつば工務店 家づくり豆知識

打合せを何度も重ねて、やっとここまでたどり着きました。
いよいよ家づくりがカタチになっていきます。

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更地になって基礎工事が始まる前に「地鎮祭」が行われます。
その前に「地縄じなわ張り」という作業があります。

この地縄張り、長く建築会社で働いていますが、担当者によって言い方が異なるため、違うことをしていると思っていたのです。
(お恥ずかしながら…笑)
なので、今更ながらちょいと調べてみました(^^)/

地縄張り…
建築予定地に縄を張り、設計図面通りに建物の配置を決めていく作業。

建物の位置を決定する大切な作業になります。


もうひとつ、「丁張ちょうはり」という言葉もよく聞きます。

丁張り…
工事を始める前に行う位置出し作業のこと。

ここまでは「地縄張り」と同じですね。

配置・高さ・水平・角度を正確に出すための基準となる仮設物を木杭や貫板で作ります。
丁張りは土木用語として使われることが多く、建築工事での位置出しは「水盛みずもりかた」とも言われています。
丁張りと言っていた担当者は土木工事に多く携わっていたのかもしれませんね。
この「水盛・遣り方」も名前だけは知っていて、年配の方が見積書を作成すると、この項目が出てきてたのですが、調べてみて勉強になりました。
新築工事での位置出しは高さは出さず配置だけなので「地縄張り」になるのですね!

地縄を張って、その後は地鎮祭。
そして基礎工事が始まります。
どんどんカタチになっていくのが楽しみですね。無事に工事が進みますように(^^)