【先進的窓リノベ事業】補助金を活用した内窓工事

先進的窓リノベ事業2023|現場ブログ|株式会社よつば工務店 現場ブログ

今年度、リフォームのお施主様に「内窓」の設置を積極的にオススメしました。

その理由は…

先進的窓リノベ事業】の補助金です!

この「先進的窓リノベ事業」は、既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。

国が行う窓の断熱改修(リフォーム)に対して交付される補助金です。

この補助金を受けられるということで2021年の夏から秋にかけてリフォームさせていただいたお施主様に内窓工事のご提案をさせていただきました。

当初のリフォームの時は早めにお引越しをしたいとのご事情があり水廻りの改修をメインとした工事で、外部に面した建具は実際に住んでから考えましょう!と、はや2年も経っていました。

こちらの住宅は築40年ほどの建物で、1階のリビングと和室の広縁の外部に面した建具は木製建具でした。リフォーム後も木製建具のままで生活されていました。

当初リフォーム後、今回工事前
当初リフォーム後、今回工事前

今回実際に内窓を設置して、お施主様に感想を聞くことが出来ましたのでご紹介させていただきます。

すきま風が入ってこなくなりました。
木製建具はサッシと違い、ピッタリ密着していないのですきま風が入るんです(>_<)
石油ファンヒーターを使っていない時間も部屋の温度が下がらず暖かいですし、灯油を入れる回数も減りました。
わんちゃんを飼い始めて、わんちゃんの声が外に聞こえにくくなりましたし、逆に外の音も家の中に入りにくくなりました。
また、結露も少なくなりました。
こんなに変わるなら、もっと早くすれば良かったです(笑)

当初のリフォームの時に断熱改修もしていたので効果を発揮しました。
また、結露については以前は流れるほどだったのに対し、曇る程度になったそうです。

内窓は既存の窓はそのままで、内側にもうひとつ窓を設置するので開けてしまうには2回窓を開ける動作が必要になりますが、冬の季節は特にメリットが大きいようですね。

工事後
工事後

先進的窓リノベ事業2023は12月で終了しますが、2024年も引き継がれることが決定しています。

補助事業は窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事の他にも、住宅の開口部・壁等に対する一定の断熱改修やエコ住宅設備の設置等の省エネ住宅への支援、高い省エネ性能を有する住宅の新築への支援などがあります。

よつば工務店は登録事業者として積極的に取り組んでまいります。
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