築100年古民家の囲炉裏のある家
岡山県小田郡矢掛町|築100年以上の古民家。解体したところ当時の煤竹天井が姿を現しました。囲炉裏の煙で燻されて独特の色合いがついた天井は簡単には手に入らない貴重なもの。そのまま表しにして生かすことに。昔の田の字型プランを畳から板の間にリフォーム。当時の囲炉裏は枠と蓋を新調して復活させました。蓋の取っ手は使うときにだけ引き抜くと出てくるように仕組まれたり、手すり壁に下地窓を組み込み玄関土間のアクセントにしたり、大工ならではの遊び心で施されています。